Apple Search Ads(ASA)
Apple Search Ads(ASA)は、アプリ開発者やマーケターがApp Store内でiOSアプリのプロモーションが行えるように設計された広告プラットフォームです。このプラットフォームでは、特定の予算、広告グループ、特定のキーワードを使用したキャンペーンを作成したり管理することができ、キーワードの入札戦略や検索マッチ機能を使用すると、広告と潜在的なユーザーが自動的にマッチングされます。また、App Storeのカスタムプロダクトページからユーザーの絞り込みや広告のスケジュール設定ができるほか、複数の国や地域に対してキャンペーンを設定できるようになります。
Apple Search Adsの仕組み
Apple Search Adsには、「Basic」と「Advanced」の2種類の広告プランがあります。
Apple Search Ads Basicは、キャンペーン、関連キーワード、入札の最適化を自動的に行うため、初めての導入でも簡単かつスムーズに開始することができます。ターゲティングと最適化(英語)には制限がありますが、CPI(インストール単価)の目標と予算を管理することができます。
これに対して、Apple Search Ads Advancedは、幅広い設定ができ、検索結果、検索タブ、Todayタブ、プロダクトページによりプロモーションを行うことができます。Advancedは、詳細なパフォーマンス指標やレポートを提供するため、より詳しいインサイトや最適化が可能となります。
キャンペーンは、次の4種類からキャンペーンタイプを選んで作成します。
- ブランド
- カテゴリー
- 競合
- 調査
Apple Search Ads Advancedでは、次の4つの広告プレースメント(広告を表示する場所)が利用できます。
- 検索結果
- 検索タブ
- 今日タブ
- プロダクトページ(「その他のおすすめ」)
Apple Search Adsの公式パートナーのAdjustを使用して、Apple Search Adsを最適化する方法
Adjustは、DatascapeでASAキャンペーンの集計データをレポートします。Apple Search Adsのレポートを設定するには、AdjustのDataWorksでパートナー接続(Connections)を選択し、Apple Search Adsのアカウントと連携します。SDKとAdServices frameworkが連携されると、Apple Ads Attribution APIは、Apple Search Adsキャンペーンからのアプリのインストールを計測し、アトリビュートします。レスポンスは、次の2つのうちいずれかが表示されます。
- ATTにオプトインしたユーザー:click time(分単位で表示)を含む、詳細なレスポンスタイプ。
- ATTにオプトインしなかったユーザー: タイムスタンプを返さない、標準的なレスポンスタイプ。
Apple Ads Attribution APIとApple Search AdsのCampaign Management APIは異なるAPIのため、アトリビューション時にキャンペーンの詳細が得られない場合があります。キャンペーンの詳細がすぐに取得できない場合、Adjustは最初IDのみを表示し、詳細が取得可能になると更新されます。
Apple Search AdsのAdvancedソリューションを使用し、「広告グループ」から「検索マッチ」を無効にして特定のキーワードを手動で設定している場合、Adjustはクリエイティブレベルでキーワード固有のデータを提供することができます。「検索マッチ」の設定が有効になっている場合、Appleが自動的に広告を検索クエリ(ユーザーが検索エンジンで入力した語句や文章)にマッチングするため、Adjustは不明なキーワードとしてリストに表示します。同じキャンペーン内には、検索マッチを有効にした広告グループと無効にした広告グループの両方を含めることができるため、ターゲティング戦略に柔軟性を持たせることができます。
ASAキャンペーンを最適化しませんか? 詳細は、ASAのレポートに関するAdjustのヘルプセンターをご覧いただくか、デモをお申し込みください。Adjust担当者が疑問にお答えし、アプリの成長をサポートします。
最新資料をメールにてご案内します。ニュースレターにご登録ください。