ガイド

休眠ユーザーをコンバート:効果的なリターゲティングのための完全ガイド

このガイドは、 Adjustとデマンドサイドプラットフォーム(DSP) Remergeの共同調査によるものです。リターゲティングで業界をリードする Remergeと共に、プライバシーを重視するモバイルマーケティングへの最適な対応方法について考えます。直近では、GoogleのAndroidのプライバシーサンドボックスのリリースに先駆けて共同テストを実施しました。

今日のモバイルマーケターにとって、リターゲティングは引き続き重要視されています。このマーケティング戦略は、新規ユーザーをターゲットにするのではなく、休眠ユーザーが以前興味を示したブランドに戻ってきてくれるようキャンペーンを実施します。過去の広告接触やユーザーの興味・関心についてのデータを分析することで、マーケターはユーザーに合わせたメッセージや通知、ターゲティング広告を作成し、リエンゲージメントを促します。

リターゲティングとは?

モバイルマーケティングにおけるリターゲティングは、広告やアプリにエンゲージしたものの、コンバージョンに至らなかった休眠ユーザーを対象とするプロセスです。リターゲティング戦略が重視されるのは、すでに興味を示しているユーザーは、コンバージョンに至る可能性が高いからです。

リターゲティングキャンペーンとは、アプリ内エンゲージメントの機会を促すために既存のアプリユーザーに特定かつパーソナライズされた広告を配信することを指します。カートに商品を追加したユーザーやアプリ内で購入履歴があるユーザーなど、特定のユーザー層向けの広告クリエイティブを作成します。

モバイル計測パートナーのAdjustは、リターゲティングキャンペーンによってリアトリビューションがどのように発生したのかを計測します。

注釈: 以前のユーザーまたは既存ユーザーをターゲティングする場合、「リマーケティング」や「リエンゲージメント」という用語も使われます。「リターゲティング」、「リマーケティング」、「リエンゲージメント」の定義はニュアンスがそれぞれ異なることにご注意ください。これらの用語については、後ほど説明します。

リターゲティングは非常に効果的であり、マーケティング予算を投入する価値が高いことが証明されています。ユーザーのプライバシーを強化するAppleのApp Tracking Transparency (ATT) フレームワークやGoogleのプライバシーサンドボックスにより仕組みが複雑化しましたが、非アクティブユーザーのリターゲティングは依然として効果的な戦略です。以前は、リターゲティングに必要なデータにアクセスできなくなるのではないかと業界内で推測されていましたが、実際のところ、マーケターはリターゲティングキャンペーンで収益化に成功しています。

一貫したアプリ内アクティビティを維持してアプリ内収益を向上させ、ブランド認知度を高めるには、効果的なリターゲティング戦略が必要不可欠です。

A diagram showing a simplified version of the retargeting process

リターゲティングの戦略的な重要性、それがもたらす大きなメリット、リターゲティングを活用してコンバージョン率投資利益率(ROI)を向上させる方法についてご覧ください。

戦略とメリット

リターゲティングの戦略的重要性

モバイルマーケターは、マーケティング予算を効果的に利用して、最大の効果と最も収益性の高いインセンティブを実現することが求められています。以前エンゲージメントが高く、コンバージョンに至る可能性が高いユーザーの関心を呼び起こすリターゲティングは、モバイルマーケティング戦略の土台と言えるでしょう。データからもわかるように、リターゲティングキャンペーンに予算投下する価値があるというのが、広く受け入れられている考えです。

既存ユーザーの価値は潜在的ユーザーより貴重であることは周知の事実です。調査によると、ユーザーの継続率はアプリのインストールから3日後には大幅に減少するため、リターゲティングの対象となるアプリの休眠ユーザー数が多く存在します。これは、今日のデジタル環境の特徴であり、多くの理由からアプリがモバイルユーザーの注意を素早く引きつけたり失ったりすることがあります。これは、アプリダウンロード数の増加や競争の激化など、多くの理由によるものです。このため、クリエイティブやプロモーションを活用して休眠ユーザーに訴求し、最も収益性の高いアプリ内イベントでコンバージョン率を向上させることが求められます。リターゲティングキャンペーンは、最も適切なユーザーに対して高度にカスタマイズされたマーケティングを提供することが可能です。

興味深いことに、この既存のユーザー層はすでにブランドを認知しているため、4人に3人がリターゲティングに気づくという統計データがあります。広告への注目度が高いこのグループが、マーケティング予算の投入先として理想的であることを示してします。実際に、リターゲティングキャンペーンを実施しているアプリの17.5%が、25% のコンバージョン率を獲得しています。

リターゲティングの例として、以下のシナリオをご覧ください。

A diagram showing an example retargeting scenario

このシナリオでは、ユーザーがゲームアプリの無料バージョンをプレイしており、かつペイウォールにエンゲージし、月間サブスクリプションに関心を示していることを表しています。しかし、期間がだいぶ経過したのにまだ課金されていません。このようなユーザーを、特定のお得情報やプロモーション戦術でリターゲティングし、アプリに戻って課金をしてもらうよう促すことができます。

リターゲティングのメリットと、それを活用する方法を見ていきましょう。

3つのR:リターゲティング、リマーケティング、リエンゲージメントの違い

リマーケティングとリターゲティングは同意語として使われますが、その定義と実際の施策には重要な違いがあります。リマーケティングとは、一般的にメールを使用してユーザーと再びつながることを指します。パーソナライズされたメッセージを使用して、Webサイトのオーディエンスや、ソーシャルメディアのアカウントに登録している人が対象となります。リマーケティングメールの目的は、リードの育成、リピート購入の促進、休眠ユーザーにリエンゲージすることなどです。

一方、リターゲティングは、有料広告とプッシュ通知を使用して、ブランドや商品を求めてユーザーがアプリに戻ってくるか、または意図するアクションをとってもらるように誘導することが目的です。

リターゲティングは、リエンゲージメントの形体のひとつです。リターゲティングキャンペーンは、コンバージョンしていないユーザーをターゲットとする一方で、リエンゲージメントキャンペーンは、以前はアクティブだったものの、その後離脱したユーザーをターゲットとします。

ユーザー獲得とリターゲティングの比較については多くの議論がありますが、最終的には顧客生涯価値 (LTV)ROASに辿り着きます。同じ費用、またはより少ない費用でファネルの先にいるユーザーを獲得できるのに、なぜ新規ユーザーの獲得を進める必要があるのかという疑問が生じるのです。

バランスの取れたアプローチが最も有効ですが、リターゲティングの効果を軽視するべきではありません。すでに獲得したユーザーをコンバージョンに導くリターゲティングは、毎日何千人ものマーケターに利用され、成果を出している戦略です。ユーザーの興味・関心がコンバージョンを保証するものではないかもしれませんが、ユーザーにブランドを思い出してもらうことにも貢献します。

The definitions of retargeting, re-engagement, and remarketing

リターゲティングがより優れた収益率を達成する仕組み

リターゲティングには、以下のようなメリットがあります。

  • アップセルの機会: ユーザーにコンバージョンすることで得られるメリットが提示されます。
  • コンバージョンの増加: ユーザーのカートがいっぱいになっていたり、ユーザー登録が終わっていないような場合でも、リターゲティングによって次のステージへ進行を促すことができます。
  • 低コスト: リターゲティングキャンペーンは、通常のディスプレイ広告よりもコンバージョンコストが低く、ROIが高い傾向にあります。
  • オーディエンスに正確にターゲティング :過去にアプリに関心を示したユーザーに絞ってリエンゲージメント施策を実施できるようになります。このアプローチにより成功する可能性が高まり、リソースの損失を最小限に抑えることができるようになります。
  • パーソナライズされたコミュニケーション: ユーザー特定のニーズや好みに基づいて、関連性のあるメッセージやコンテンツが配信されます。ユーザーはアプリとのつながりや価値を知ることができ、ユーザーがリエンゲージしてアプリを使い続ける可能性を高めることができます。
  • ユーザー体験の向上: ユーザーにアプリのメリットや、アプリの価値を再発見してもらうことにより、ユーザー体験が向上し、アプリの価値を再発見することができます。
リターゲティング広告の例

実際の導入例

リターゲティングを有効活用する

リターゲティングファネルが実際にどのように機能するかを見てみましょう。ユーザーが最初にアプリを利用した後、アプリ開発者やマーケターは、アプリのアナリティクスを分析し、最近コンバージョンしていないものの、高い顧客生涯価値(LTV)の可能性があるユーザーを特定します。これらのユーザーはセグメント化され、オーディエンスグループに分けられます。このオーディエンスデータに基づき、マーケターはユーザーにリエンゲージを促すプッシュ通知や広告を配信できます。例えば、ユーザーが閲覧した商品やカートに残っている商品を思い出させたり、新商品の紹介や限定割引を提供を行うことができます。ブランドをユーザーの記憶に残すことで、ユーザーが再びアプリに戻り、望ましいアクションを完了する可能性を向上させるのです。

以前に閲覧した商品が、リターゲティング広告をクリックするユーザーの約37%に影響を与えています。小売業は、ユーザーが以前に閲覧した商品を思い出させる「リマンダー」を活用しており、これがリターゲティングキャンペーンを実施する業界の中でトップに立つ要因の一つでもあります。

Chart showing the industries using retargeting the most

リターゲティングのアプローチ:キャンペーンを成功させるために

リターゲティングアプローチは大きく2つに分類されます:1. スタティック(静的)リターゲティング(ユーザーがエンゲージしたアプリの特定のセクション、または特定の広告に基づいて事前に生成されたコンテンツ)、2.ダイナミック動的)リターゲティング(ユーザーごとに生成され、広告をユーザーの行動、興味、エンゲージメント、価値などに基づいてパーソナライズ化)。

この2つの大まかな分類の中でさらに掘り下げていくと、リターゲティング方法を分別することができます。

  • 行動に基づくリターゲティング: アプリ内でユーザーが完了した特定のアクションに基づいてユーザーをターゲティングします。過去の購入履歴、アプリの利用パターン、カートに入れたまま放置などのユーザーデータを分析することで、特定のニーズに対応したパーソナライズされたキャンペーンを作成します。例えば、カートに商品を追加し、アプリの送料や返品ページを訪れたもののまだ購入していないユーザーには、無料配送を提供することを伝えるプッシュ通知を送信することが可能です。
  • コンテクスチュアルリターゲティング: 現在閲覧しているWebページまたはコンテンツの内容に基づいて、ユーザーをターゲティングします。ユーザーが関心のある特定のコンテンツやトピックに関連性のある広告を配信することに重点を置いており、過去のユーザー行動に直接関係しない場合でも対象となります。自社のアプリに関連性のあるコンテンツで、エンゲージメントが高いユーザーの注目を引くことができる戦略です。
  • ファネル別のリターゲティング: マーケターは、ユーザーが「認知」、「検討」、「決定」のどの段階にいるかを理解することで、ユーザーに合ったリターゲティングキャンペーンを作成し、コンバージョン率を向上させることができます。例えば、特定の機能を利用していない「認知」段階のユーザーには、ユーザーの他の関心事や行動データに関連するアプリの情報を表示することが可能です。繰り返しになりますが、リターゲティング広告をどこに表示するかについては、各プラットフォームによってアプローチが異なります。
  • クロスデバイスリターゲティング 複数のデバイスを横断してユーザーにリーチすることで、ブランドの露出を全面的に行い、リエンゲージメントの可能性を高めます。スマートフォン、タブレット、コネクテッドTV(CTV)の急増に伴い、ユーザーは1日を通して複数のデバイスを相互に利用しています。クロスデバイスリターゲティングにより、マーケターはユーザージャーニーを把握し、複数のプラットフォーム間でターゲティング広告やメッセージを表示することができます。特に、ストリーミングサービスの人気が継続的に成長する中、コネクテッドTVのリターゲティングは特に大きな注目を集めています。マーケティング担当者は、これらのデバイスでコンテンツを消費している多くの視聴者にリーチすることができ、コンバージョンを促進するまたとない機会を得ることができます。最近では、PCやコンソールの台頭を活かして、強力なクロスデバイスマーケティングを展開することで目標を達成している例が見られます。
  • ソーシャルメディアのリターゲティング(Facebookなど): Metaは、Meta Business SDKによるリターゲティングを提供しています。マーケターは、自社アプリをインストール済みのユーザーに広告を配信し、アプリ内イベントを計測して、ユーザーの行動やアクションに関するデータを得ることができます。
  • ディスプレイ広告によるリターゲティング(Google 広告など): Googleのアプリ向け動的リマーケティングを活用して、以前にアプリとエンゲージしたユーザーに広告を表示することができます。Google 広告のリマーケティングタグを実装することで、ユーザーが他のWebサイトを閲覧したりアプリを利用している間にリーチして、アプリが提供する価値を思い出させ、アプリの利用を促すことができます。

広告デザインの可能性を探る

アプリのリターゲティングキャンペーンでは、オーディエンスのセグメント分け、ネットワークの選択、予算配分、ネットワークの選択などを設定します。

リターゲティング広告は、アプリが提供する機能を紹介するだけでなく、ユーザーにアクションを促すための広告であることが求められます。広告のデザインやメッセージ、適切なフォーマットの選択、広告を配置する場所、制作の管理方法など、多くの要因が関係しています。広告フォーマットの適切な組み合わせを特定し、予算と目標の結果が一致することが重要です。

サイズの他に重要なポイントとは?

広告はさまざまなサイズで表示され、デバイスの画面上の異なる位置に表示される可能性があります。これは、利用可能なインベントリ(つまり、広告を表示するために購入できる広告枠の総数)や予算に応じて決まります。モバイル広告は、スタティック(静的)広告、HTML、リッチメディア、ビデオの4つのフォーマットに該当します。これらについて見ていきましょう。

広告フォーマット1:スタティック広告

スタティック広告とは?

スタティック(静的)広告は多くの場合静止画として表示され、フォーマットは通常JPGまたはPNGです。インベントリでは静止広告として表示しつつ、GIF動画として表示することも可能です。

スタティック広告の例

どんなメリットがあるの?

スタティック広告はすべての広告スロットで互換性があり、素早く読み込まれます。また、技術的な面で考慮するべき点が多くないため、迅速かつ簡単に作成できます。スタティック広告は、簡単に広告を作成して表示するのに最適で、シンプルなブランドメッセージをプロモーションするのに最適です。

考慮したいこと

異なるインベントリタイプに合わせてスタティック広告を作成するのは、時間を要する作業です。デザイナーが複数のデザインを作成してテストする時間を確保しておくことが重要です。1つの広告デザインのみを公開する場合、広告サイズによりレターボックス効果(画像のアスペクト比を維持するために、上下に黒い帯を表示すること)が表示される場合があります。

広告フォーマット2:HTML広告

HTML広告とは?

HTML広告は、ファイルコンポーネント(JPG、PNG、GIF)をコードコンポーネント(HTML、CSS)と組み合わせます。このフォーマットを使用することで、応答性の高いディスプレイ、アニメーション、ダイナミックコンテンツなどの追加機能をサポートする、洗練されたインターフェイスが実現できます。

HTML広告の例

静止画に比べて、動画を使った広告はより多くのユーザーの注目を引くことが可能です。HTML広告は、アニメーションがなくても、ユーザーの関心に共感する画像やテキストを表示することで、魅力的に見せることができます。

どんなメリットがあるの?

HTML広告は、広告を視聴者の好みに合わせてカスタマイズすることができます。広告をインタラクティブにしたり、アニメーションを使用したい場合などに最適なフォーマットです。また、一般的にファイルサイズが小さいため、広告が読み込まれないことはほとんどありません。

HTML広告の例

考慮したいこと

HTML広告の作成は複雑で時間を要する場合があります。すべてのアプリ内環境で意図したとおりに広告が表示されるよう、広範なテストが必要な場合もあります。

広告フォーマット3:リッチメディア広告

リッチメディア広告とは?

リッチメディア広告は、ビデオ、音声、アニメーションなどのさまざまなマルチメディア機能を使用してユーザーを引きつけるフォーマットです。HTML広告と同様にファイルとコードの要素が含まれていますが、正しく動作させるためには、広告内に組み込まれたMRAID(Mobile Rich-Media Ad Interface Definitions)フレームワークが必要です。このフレームワークにより、広告はデバイスのビデオプレーヤー、GPS、加速度センサーなどの機能にアクセスできるようになります。

リッチメディア広告の例

どんなメリットがあるの?

優れたリッチメディア広告は、多くの要素を活用してユーザーに楽しく、ユニークなブランド体験を提供します。画面全体を使ってゲームプレイを見せたり(スクリーンテイクオーバー)、アプリの機能をインタラクティブに紹介したい場合は、このフォーマットが最適です。

考慮したいこと

リッチメディア広告は、ユーザー行動に関する無限の可能性と貴重なインサイトを提供します。例えば、タップ数、個々のユーザーがタップした範囲、オーディエンスが広告をどれだけ表示したかなどを計測できます。しかし、広告でユーザーのインタラクションとエンゲージメントを高めるためには、それ相応の製作コストがかかります。リッチメディア広告を生成するには、外部ベンダーの協力が必要になることもあります。

広告フォーマット4:動画広告

動画広告とは?

動画広告は、動画を使用してユーザーとエンゲージする手法です。これらは、MP4やWebM形式のファイルであり、動画の終了時やスキップされたときに表示される付随広告(一般的にエンドカードとして知られています)と連携させることができます。

動画広告の例

どんなメリットがあるの?

動画広告はストーリーを伝えるのに効果的で、他の形式よりもユーザーの関心をより長く維持できます。動画広告は、新しいゲームプレイ機能など、アプリ内の特定の分野をプロモーションや説明したい場合、またはテレビコマーシャルなど他の動画ベースのマーケティング資料を再利用したい場合に最適です。

考慮したいこと

動画にエンドカードを使うことが重要です。エンドカードはあらゆるフォーマット(スタティック、HTML、リッチメディア)で作成でき、広告の最終目標となるCTAをサポートすることで、ターゲットユーザーをアプリに呼び戻すことができます。

モバイル資産の活用

会社のオフィスのために物件を購入するのと同様に、リターゲティングキャンペーンの成功を左右するのは、最も多くの注目を集める(できれば関連性の高い)場所を選び、どの程度の存在感を持たせるかを決定することです。

モバイル広告では、「インベントリ」という言葉は、アプリやWebサイトなど、パブリッシャーのプラットフォームで利用可能な広告枠を指します。広告を表示できるインベントリーのタイプは主に3つあります。

  • ディスプレイインベントリ: これには、アプリまたはWebページのインターフェイス内に表示される従来の広告スペースが含まれ、MRAID形式(リッチメディア)と非MRAID形式(スタティック、HTML)の両方をサポートできます。
  • 動画インベントリ: 動画を配信する広告専用のスペース。パズルゲームのプレイ中、あるレベルから別のレベルに遷移する際に表示される動画広告などがあります。プレイヤーが動画広告を視聴することでリワードを獲得できる仕組みが一般的です。
  • ネイティブインベントリ: 広告が、パブリッシャーのアプリのコンテンツの一部であるかのように表示されます。例えば、ニュースアプリのフィードに表示される広告が、フォローしているアカウントの他の投稿と見分けがつかないように表示されます。

参考: インベントリのタイプは、各サプライサイドプラットフォーム(SSP)とパブリッシャーにより異なります。

広告配置の例

配置サイズが大きければ、ユーザーのエンゲージメント率が高くなることは言うまでもありませんが、同様に購入コストも上昇します。小規模な配置ならコストが抑えられたとしても、ユーザーには見えにくくなります。

異なるサイズの広告掲載の例

考慮したいこと

モバイルデバイスで広告がどのように表示されるかを理解した上で、キャンペーン目標を達成するために最も効果的な方法を考える際には、いくつかのポイントを考慮する必要があります。例えば、予算と広告作成にかけられる時間、そしてキャンペーンの複雑さなどです。開始するにあたり、以下の点を検討しましょう。

明確な目標設定

キャンペーンを開始する前に、キャンペーン後に達成したい目標を明確にします。例えば、過去12週間で課金額が〇〇円に満たないユーザーに対して、売上を50%増加させたいですか?四半期末までに、20〜35歳の1日あたりのアクティブユーザー数を20,000人増加させたいですか?過去5日以内にアプリをダウンロードしたユーザーの80%は、ディスカウントコードを使って初回購入を20%オフにしていますか?このような数値を事前に設定していれば、よりスムーズにマーケティングを進めることができます。

詳細までしっかり計画

アプリユーザーは、それぞれ異なる好みや経験、欲求を持っています。そのため、各ユーザーの基本的なニーズに応える広告を提供することが重要です。また、ユーザーがマーケティングファネルのどこにいるかを考慮することも大切です。例えば、アプリをダウンロードしたもののまだアカウントを作成していないユーザーに向けた広告なら、既存ユーザーの支出を増やすための広告とは異なるメッセージになるでしょう。

また、広告を作成するのにどのくらいの調査費用がかかりますか?例えば、ユーザーのセグメント分けはとても重要な作業です。過去1週間以内にアプリを起動したユーザーと、1ヶ月以内に起動したユーザーに対するコミュニケーションは、同じではないはずです。「時は金なり」と言うように、リターゲティングの取り組みを遅らせると、リピーターになり得たユーザーを失うリスクが高まります。

予算管理とパートナーの選定

キャンペーン予算の管理は賢く行うことが重要です。リターゲティングパートナーを選定する際は、業界経験が豊富で、レポーティングが透明であり、ビジネス目標が一致するパートナーを選びましょう。また、オープンなコミュニケーションを維持することも重要です。

アウトソースにする?

社内に数千人もの社員がいる場合でも、質の高い広告を短期間で作成するには、多くのデザイナーやコピーライターを必要とします。プログラマティック業界での経験がある会社や、アプリのクリエイティブ構築に特化した社内のデザインチームに広告制作をアウトソースするオプションも検討しましょう。

効果的な活用方法と最適化

成功するキャンペーンの構築とパフォーマンスの計測

パーソナライズ化され、かつデータに裏付けされたリターゲティングを実施することで、アプリユーザーの関心を引きつけてリエンゲージメントを促すことができます。リターゲティングで既存のユーザーを維持することは、費用対効果に優れているだけでなく、アプリの成功を長期的に促し、ロイヤリティの高いユーザーベースを育んで、優れたビジネス成果をもたらします。

RemergeとAdjustは、リターゲティングの取り組みから最善の結果を得るために、10の効果的な活用方法を推奨しています。

1. ディープリンクを活用する

ディープリンクは、ユーザーをアプリ内の特定のページに誘導するための機能です。ユーザーが見たいアプリ内コンテンツへスムーズに誘導することで、ユーザー体験を向上させ、離脱率を低下させるのに大きな効果があります。

2. モバイル計測およびアトリビューションパートナーを使用する

サードパーティのモバイル計測パートナー(MMP)は、アプリデータのアトリビューション、計測および管理を行い、任意のリターゲティングパートナーと共有して、キャンペーンのユーザーセグメントを作成します。MMPはROIの把握に貢献し、そこから得られるデータを活用してキャンペーンを最適化するサポートを行います。

3. クリエイティブとランディングページをカスタマイズする

クリエイティブサービスとテスト機能を提供するパートナーに時間と予算を投入しましょう。堅実なクリエイティブ戦略やアプリ内ランディングページを構築することは大きな取り組みであり、特に自社に専門知識がない場合には困難を極めます。

4. 休眠ユーザーを呼び戻す

ユーザーがアプリをインストールしたものの、ユーザー登録などのアクションを完了していなければ、ユーザーについて把握し、実際のつながりを構築するチャンスを逃してしまうことになります。登録時にメールアドレスなどの情報を求めていますか?プライバシー規制に準拠していれば、複数のチャネルを横断してユーザーと関わる幅広いキャンペーンの一環として、このデータを使用できます。

5.プロセスを自動化する

すべての手動プロセスを自動化してくれるリターゲティングパートナーを選びましょう。自動化することで、データアクセスが容易かつ安全になるだけでなく、オーディエンスのセグメント分けを動的に行うことができるため、他のチャネルでコンバージョンに至ったユーザーを除外し、キャンペーンのコホートをリアルタイムに最適化することができます。

6. リターゲティングキャンペーンのプライバシー規制に準拠する

今日、ユーザーはテック企業が個人情報をどのように管理するかに関心を寄せています。よって、モバイルプライバシーに関する最新情報とATTおよびプライバシーサンドボックスの仕組みを把握しておくことが重要です。さらに、データプロセッサーとして機能するリターゲティングパートナーと連携し、最高レベルのデータ保護を保証し、ユーザーのプライバシーを守ることができます。

7. オプトインに向けてアプリを最適化する

ATTの導入により、ユーザーはプライバシー設定をより細かく管理できるようになり、アプリのトラッキングを許可するかどうかを選択できるようになりました。特にiOS専用のアプリでは、できるだけ多くのユーザー同意を得るために、早期にオプトインを最適化することが重要です。これにより、シームレスなリターゲティング広告に必要なデバイスレベルのデータを取得できます。詳しくは、こちらをご覧ください。

8. 明確な目標とパフォーマンスの指標を定義する

リターゲティングキャンペーンを実施する前に、目標とKPIを明確に定義しましょう。アプリ内購入(IAP)の増加、エンゲージメントの改善、セッション数の向上など、特定の目標を持つことでより効果的なキャンペーン施策と計測へのアプローチを策定できます。

9. 頻度と期間を最適化する

リターゲティング広告の頻度と期間の適切なバランスを見つけることが重要です。広告が多すぎるとユーザーが苛立ちを感じ、逆効果になる可能性があります。広告の表示頻度やキャンペーン期間をテストして、オーディエンスを圧倒させたり離脱させたりすることなく、適切な可視性を維持できる最適な設定を特定しましょう。

リターゲティングキャンペーンの効果を最大化するには、テストと最適化を継続的に行うことが不可欠です。さまざまな広告フォーマットを試して、クリエイティブやメッセージ、オーディエンスのセグメントなどを使って、エンゲージメントの高いユーザーから共感を得られるサービスを特定しましょう。キャンペーンのパフォーマンスを定期的に分析し、データ主導の調整を行って、結果の改善を繰り返すことが大切です。

10. 広告とメッセージをパーソナライズ化する

リターゲティングにおいて鍵となるのがパーソナライゼーションです。ユーザーが関心を示した製品やコンテンツを紹介するリッチメディア広告フォーマットを活用することで、個々のニーズや好みに合わせて広告をカスタマイズすることができます。

キャンペーンの開始と最適化:モバイル計測ツールを導入

リターゲティングキャンペーンの戦略を慎重に立て、広告デザインや配置のあらゆる側面を考慮することの重要性は言うまでもありません。しかし、これらのキャンペーンを開始し最適化する際には、モバイル計測パートナー(MMP)がキャンペーンのパフォーマンスに対応し、ROIを向上させるために必要な正確かつ信頼できる計測を提供することが不可欠です。

計測の観点から、リターゲティングキャンペーンは他のユーザー獲得キャンペーンと類似しています。基本的には、質の高いインタラクションを促進するために適切なオーディエンスにリーチすることに注視し、成功率を高めるために手法を継続的に最適化します。KPI指標を計測することで、キャンペーンのパフォーマンスと影響に関する貴重なインサイトを得ることができます。クリック率、コンバージョン率、離脱率、LTVなどの指標を分析することで、キャンペーン効果の全体像をリアルタイムで把握し、戦略や広告設定を細かく調整することが可能です。

Adjustダッシュボードでのリターゲティングキャンペーンの設定は、通常のユーザー獲得キャンペーンと同様に簡単ですが、生成するリンクと使用するリンクが異なります。基本的に、これらのリンクはユーザー獲得キャンペーンで使用されるリンクと同じように機能します。ただし、リターゲティングでは特定のアプリユーザーに焦点を当てているため、各リンクにはユーザーの広告IDが含まれます。これにより、キャンペーンが対象オーディエンスに届いているかを確認することもできます。

リターゲティングのためのリンク例

プライバシーに関する考慮事項

プライバシー重視の時代におけるリターゲティング

消費者がテクノロジー企業による個人情報の管理に対して、より高い保護と透明性を求めるようになったことで、広告業界はプライバシーが重視される世界へと移行せざるを得なくなりました。

ラッキー・ハープリー(Luckey Harpley)氏

Remerge スタッフプロダクトマネージャー

モバイルマーケティングの主要なプレイヤーは新しいソリューションとより安全なデータ使用基準をすでに導入しており、2025年初旬に向けての取り組みが進んでいます。Appleは2021年にApp Tracking Transparency (ATT) フレームワークを発表し、さらにGoogleがプライバシーサンドボックスと呼ばれるプライバシー重視の広告フレームワークを公開する準備を進めています。

多くのユーザーがすでに広告トラッキングをオプトアウトしており、IDを使用しないキャンペーンが一般的になるでしょう。しかし、アプリのリターゲティングは引き続きファネルのモバイルマーケティング戦略において重要な部分を占めています。

プライバシー重視の時代におけるAndroid

Androidのエコシステムは、厳格なプライバシーフレームワークの影響まだ受けておらず、現在、ID付きの1日あたり2000億件以上の入札リクエストを提供しています。これにより、ユーザーにパーソナライズされた広告コンテンツを表示する機会は依然として確保されています。

しかしGoogleは、プライバシーサンドボックスによって、CookieのないブラウザとIDを使用しないAndroidのソリューションを公開する予定です。同社は、広告主がこのシステム環境にスムーズに移行できるよう、アドテク業界の各組織と協力しています。Attribution APIを通じたトラッキングとレポート、Topics and Protected Audiences APIによるターゲティング、SDK Run Timeを通じたデータ収集と管理のためのソリューションがセットアップに含まれます。

パン・カツキス(Pan Katsukis)氏

Remerge 共同創業者兼CEO

保護されたオーディエンスAPIにより、広告主は2025年もAndroidでリターゲティングキャンペーンを継続できるようになります。このソリューションの一部として、ユーザーのオーディエンスカスタムオーディエンスへの追加と、関連データをデバイスに直接保存することが含まれます。Remergeのスタッフプロダクトマネージャーであるラッキー・ハープリー氏は、Adjustブログ記事にてこの機能について解説しています。

「GoogleのProtected Audience APIでは、クロスアプリIDに依存しないため、プライバシーを保護しつつクライアントのユーザーをターゲティングできます。代わりに、ユーザーはGoogleによって「カスタムオーディエンス」に追加されます。これらは、広告主が決定した興味や希望するアプリ内アクションに対応するユーザーのグループです。Androidはこれらのグループに関する情報をユーザーのデバイスに保存し、ユーザーがどのカスタムオーディエンスのメンバーであるかは明らかにしません。リターゲティングキャンペーンでは、『カートに商品を追加』、『初回購入』など、特定のアプリ内行動をクライアントと協力して定義します。ユーザーが事前定義したアクションを完了すると、そのユーザーはカスタムオーディエンスに登録され、私たちはこの情報を使って入札を行い、関連する広告を表示します」

GoogleのAndroidプライバシーサンドボックスへの移行は、IDがないすべてのインベントリに対してパブリッシャーの収益が50%減少したAppleのATTリリースに比べて、広告主にとってより有益なプロセスとなるでしょう。ATTの導入により、多くの広告主はその適応に苦労しました。なぜなら、IDがないインベントリに対してモバイルマーケティングキャンペーンを最適化する方法をテストし、理解するための時間がほとんど与えられなかったからです。さらに、既存の戦略がまだ効果を発揮する他のチャネルに予算を移動する方が早かったという事情もあります。今回、サプライサイドプラットフォームはAndroid Privacy Sandboxの開発において重要な役割を果たしており、新しいフレームワークが施行される前に十分なテストを行う時間が確保されています。

プライバシー重視のiOS時代

2021年に導入されたAppleのATTフレームワークでは、ユーザーがIDFAやデバイスIDをアプリ開発者やマーケターと共有するために、トラッキングの許可を求めるプロンプトに対してオプトインする必要があります。ユーザーが同意に許諾していない場合、そのユーザーはアプリのリターゲティングキャンペーンの対象外となります。識別子がなければ、広告主は他のアプリでのユーザーのアクティビティを収集または追跡することができないため、パーソナライズされた広告を表示するための必要なデータを取得することはできません。

これは、iOSユーザーをリターゲティングしようと考えている人々にとっては厳しい話に聞こえるかもしれませんが、実際には、現在でもこのOS上で高いパフォーマンスを発揮するエンゲージメントキャンペーンを実施するのに十分かつ識別可能なユーザーが存在しています。Remergeの「post-IDFAダッシュボード」 のデータによると、iOSでのグローバルな入札リクエストの半数以上にはIDが付与されています。ATT導入前の数値と比較するとかなり低いものの、アメリカ、カナダ、ブラジルといった主要市場では、依然として十分な量です。

広告収益がiOSからAndroidへシフトしていることを考慮すると、Appleはモバイルプライバシーの分野により積極的になり、アプリ内広告ビジネスを損なわないエコシステムの構築に注力するかもしれません。

Appleが自社の広告プラットフォームに投入した取り組みを考えると、アプリのリターゲティングは、他の市場で提供するサービスと競争力を維持するための戦略として重要視されていることは間違いありません。実際、2023年のWWDC(Appleの年次開発者会議)において、Appleはリターゲティング機能を備えたSKAN 5を発表しました。これは、モバイル広告の技術の進化の上で注目したいポイントです。

RemergeとAdjustの役割とモバイルのプライバシーファーストの未来

RemergeとAdjustは緊密に連携し、クライアントがプライバシー規制に準拠したアプリリターゲティングキャンペーンを実施できるようサポートしています。2024年初めには、共同でGoogleのProtected Audience APIのテストを実施しました。これには、AdjustのSDKを使用してリエンゲージメントキャンペーン向けのカスタムオーディエンスを作成することが含まれます。

成功するためのパートナー連携

AdjustとRemergeを選ぶ理由

Adjust

Adjustでは、価値あるユーザー層へのリターゲティングを素早く特定し、自動的に実施します。Automateの高度なオーディエンスビルダー機能を活用することで、Adjustのデータを基にユーザーリストをカスタム作成できます。アプリプラットフォーム、端末ID、アプリ内行動に基づいて条件を設定し、ユーザーを分類し、ユーザーセグメントをグループに分割することで、リターゲティングキャンペーンを実施する媒体と共有できます。

AnalyticsのソリューションであるDatascapeInSightが、クライアントのデータ分析を次のレベルに引き上げます。Datascapeは、クロスチャネルキャンペーンを1カ所で確認できるダッシュボードです。アプリのインストール後に、どのユーザーが後押しを必要としているかを把握するための情報を提供します。AIを活用したインクリメンタリティ計測ソリューション「InSight」は、リターゲティングの取り組みの真の価値を判断するための次世代ツールです。特定のキャンペーンによって発生したコンバージョンや、本来オーガニックに発生したはずのコンバージョンを理解するのに貢献します。

またAdjustを活用して、どのユーザーがコンバージョンの流れから脱落し、ファネルのどの時点でユーザーがアプリを離脱したかを把握し、それらのユーザーをリターゲティングキャンペーンのターゲットに設定することができます。また、AdjustのリンクURLを使用して、リターゲティングキャンペーンによるユーザーアクティビティを計測することも可能です。リアトリビューションに焦点を当て、ユーザーのアプリへの復帰を促すのに最も効果的なリターゲティングキャンペーンを評価します。ユーザーのアプリ内行動を把握し、購入やレベルアップに進む可能性の高いユーザーグループを特定してください。

Remerge

大規模なアプリ内リターゲティングキャンペーン

Remergeの高度なインフラストラクチャーは、1秒あたり450万以上の入札クエリ(QPS)を処理します。これはアドテック業界の平均の2倍に相当します。高額の入札価格でリクエストする機能により、より多くの広告在庫にアクセスし、より多くのユーザーをターゲットにし、価値の高いユーザーを低コストでコンバージョンさせることで、リターゲティング広告費を最適化することができます。

機械学習と10年以上のリターゲティングの経験による最適化を組み合わせたRemergeは、AndroidとiOSの両方で最適なユーザーを最適な価格帯で見つけるのに役立つプレミアム広告インベントリにアクセスします。Remergeは、世界中の100万以上のアプリで最大25億のモバイルユーザーにリーチし、25以上のサプライサイドプラットフォームと連携しています。

プライバシーを重視した、将来的な変更にも対応する広告ソリューション

Remergeは、 GoogleのAndroidプライバシーサンドボックス向けのソリューションを開発・テストする最もアクティブなデマンドサイドプラットフォームです。これにより、モバイルゲームでのリターゲティングが大きく変化するのに備えることができます。Remergeは、Adjustのようなモバイル計測パートナーと連携してカスタムオーディエンスセグメンテーションをテストすることにより、リエンゲージメントキャンペーンの概念を初めて証明しました。

エンドツーエンドのパーソナライズされたリターゲティングキャンペーン管理

Remergeは、初めてモバイル業界にリターゲティングを導入した企業の1つです。世界をリードする数百のアプリと連携することで、Remergeはクライアントのキャンペーンを成功させるための貴重なインサイトとベストプラクティスを蓄積してきました。

Remergeは、顧客のあらゆるニーズに合わせてコンサルティングを行っています。初回の戦略コンサルティング、カスタムメイドのレポートソリューション、データ解釈、ワークショップに加え、社内のクリエイティブエージェンシーを無料で利用できます。

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